動画は尺(全体の再生時間)は尺の長さに応じて視聴者に与える印象が変わります。

これにより動画の効果・メリットも変わるため、目的に応じた尺(試聴対象者が受け取れるちょうどいい時間)で動画を制作することが重要です。

この記事では、「長尺」と呼ばれる5分間の動画制作費用について解説します。

費用相場ごとにできること、動画制作で発生する費用項目、さらに5分間の動画が持つメリットを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

5分間の動画制作にかかる費用相場

それでは、5分間の動画制作にかかる費用相場(5〜10万円・10〜30万円30〜50万円)ごとに、主な目的と制作期間、やれることについて解説します。

5〜10万円

主な目的YouTube動画、インタビュー動画
制作期間撮影半日〜1日、編集1〜2週間

費用相場「5〜10万円」で制作する動画は、主にYouTube動画やインタビュー動画を主な目的としています。

近年ではスマホのカメラ性能が上がっていることから、スマホカメラだけで撮影したYouTubeチャンネルを運用する人も少なくありません。

また、簡易的なインタビュー動画ならスマホカメラで十分な場合もあります。

主に発生する費用項目は「動画編集費」です。撮影した映像を編集するには編集ソフトを購入したり、編集を依頼したりする必要があります。

フリーランスに依頼する場合で5万円未満、制作会社に依頼する場合で10万円前後かかります。

10〜30万円

主な目的インタビュー動画、、採用動画、セミナー動画、製品説明動画
制作期間撮影1〜2日、編集2〜3週間

続いて、費用相場「10〜30万円」で制作する動画はやれることの幅が大きく広がります。

インタビュー動画に関してはプロ機材を使った撮影・編集が可能になり、さらに採用動画やセミナー動画、製品説明動画なども制作可能です。

撮影期間や編集期間も伸びるため、よりクオリティの高い動画を制作するのに必要な費用相場です。

また、どの制作会社に依頼するかによっても費用が大きく変わります。

料金体系が明確な制作会社を選ぶことで、費用に納得感を持って依頼することができるため、制作会社選びでは「料金体系の透明性」をチェックしてみてください。

30〜50万円

主な目的会社説明動画、インタビュー動画、採用動画
制作期間撮影1〜2日、編集2〜4週間

費用相場「30〜50万円」になると、簡易的な会社説明動画やブランド動画なども制作可能です。

また、インタビュー動画は「社員の1日を追う動画」など、訴求力の高い動画を制作できるようになります。

5分間の動画を制作する場合、費用相場として「30〜50万円」を基本に考えるのがおすすめです。

動画は長尺になるほど制作費用が高くなり、5分間の動画なら「30〜50万円でクオリティの高い動画を制作できる」というレベルです。

50万円〜100万円

主な目的会社説明動画、採用動画、ブランド動画、ミニドラマ
制作期間撮影1〜3日、編集4〜6週間

費用相場「50万円〜100万円」になるとかなり作り込んだ会社説明動画やブランド動画を制作できる上に、ミニドラマ(再現ドラマ)なども制作できます。

ただし、企画・構成や撮影・編集期間、起用するタレントなどによっては100万円以上の費用がかかることもあります

5分間の動画制作で発生する費用項目

それでは、5分間の動画制作で発生する費用項目について解説します。主なカテゴリは「企画・構成」「撮影・編集」「その他」です。

各カテゴリで発生する費用項目の目的と費用相場を見ていきましょう。

企画・構成の費用

動画制作を企画・構成から依頼する場合に主に発生する費用項目です。

持ち込みの企画・構成で動画を制作する場合は発生しないのが基本ですが、制作会社によっては持ち込みの有無にかかわらず発生する場合もあります。

費用項目費用相場目的
企画・構成5〜30万円動画の企画・構成、打ち合わせ、シナリオ作りなど
プロデュース10〜30万円動画制作プロジェクト全体の統括にかかわる人件費
ディレクション10〜30万円動画演出を行うディレクターの人件費

撮影・編集の費用

ほとんどの動画制作にかかる費用項目です。

とりわけ撮影費、撮影機材費、編集費に関してはほぼ必ず発生します。

動画の尺や必要に応じてかかる費用項目なので、動画制作費を大きく左右する要素となります。

費用項目費用相場目的
撮影5〜10万円撮影にかかわるスタッフの人件費
スタジオ1〜20万円撮影スタジオをレンタルする費用
ロケハン3〜5万円撮影場所の確認にともなう費用
撮影機材5〜20万円撮影内容に応じたカメラ・照明機材を使用する費用
編集3〜30万円編集にかかわるスタッフの人件費
音響効果1〜3万円音楽(BGM等)の購入費、使用費、または制作費
MA(音入れ)1〜3万円音質やバランスの調整にかかわる費用
ナレーション3〜10万円ナレーターの人件費(使用用途、文字数など)

その他の費用

その他、必要に応じてかかる費用がいくつかあります。

クオリティの高い動画を求める際に発生しやすい費用なので、必要に応じて見積もりを取っておくようにしましょう。

費用項目費用相場目的
素材制作購入:3〜10万円
制作:20〜100万円
動画に入れるイラストやアニメーションなどの購入費、または制作費
マスター制作5〜10万円動画をDVDディスクにする費用
コピー制作3〜10万円2〜100枚程度のディスク複製にかかる表
搬入車両1〜3万円撮影場所まで機材を搬入する費用
交通実費遠方で撮影する場合にかかる費用
宿泊実費ホテル等を利用した場合にかかる費用
美術実費セット・小道具の購入費、または制作費
スタイリスト5〜10万円メイクや衣装を用意するスタイリストの人件費
タレント実費動画に起用するタレントの人件費

5分間の動画を制作するメリット

最後に、5分間という長尺動画を制作するメリットをご紹介します。

視聴者を惹き込む動画を制作できる

動画はテキストや写真と比較して数千倍の情報量があります。

動画の尺が5分間もあれば、あらゆる表現が可能になり視聴者を惹き込む動画を制作できるのが大きなメリットです。

たとえば自動車メーカーのSUBARUでは、長尺動画によるウェブCMを多数公開し、視聴者にSUBARUの世界観や性能などを伝えています。

長尺動画はブランディングに非常に効果的なので、事業内容や理念などを伝えるためのツールとして検討してみてください。

動画のみで情報を完結できる

5分間の動画であれば、動画再生後にWebサイトなどに誘導しなくても動画のみで情報を完結できるメリットもあります。

たとえばECサイトで長尺の製品動画を制作すれば、ユーザーがECサイトで商品購入する際の不安を解消した上で、購入を後押しできるでしょう。

動画のみで情報を完結できるということは、ユーザーのストレスを限りなく軽減できるということでもあります。

動画制作費用を相場以下に抑える方法(おすすめサービス)

動画制作の費用は主に、企画構成・撮影・編集の3つから構成されます。

社内スタッフを活用できる部分は内製化し、外注部分をどこにするのかなど、必要に応じて内製・外注を組み合わせると動画制作費用を抑えられます。

また、弊社では次のようにサービスをご利用いただくと、動画制作費用を抑えることが可能です。

1. 撮影を1日にまとめる

数日に分けて撮影をすると、人件費・撮影機材費・車両・交通費・その他の雑費が撮影日数に応じて増えていきます。

出来る限り撮影場所は減らし、1日で終わるようにスケジュールを組むことで動画制作費用を抑えられます。

※撮影場所が増えると、その都度機材を準備・撤収する時間が増えます

2. ハイブリット撮影・制作プラン

メインの撮影はプロに頼み、社内スタッフで撮影可能なかんたんな映像制作は内製化すれば、撮影に関わる費用を抑えられます。

プロに撮影のノウハウも教えてもらいながら取り組めば、今後のSNS運用などにも役立てられるため実用的なサービスプランです。

弊社でもプロが持つ撮影ノウハウをお客様に伝えつつ、伴走するサービスを中心にご提供しております。

3. 過去に制作した映像を流用し、リニューアルする

採用動画など退社したスタッフが写っている動画の場合、再度制作が必要です。

その際にゼロから制作するのではなく、差し替えが必要な部分だけを撮影・編集し、リニューアル動画として制作すれば動画制作費用を抑えられます。

弊社では、「納品後半年間修正・編集の無料対応」を実施しているため、サービスをフル活用いただくことで、相場の半値程度で制作することも可能です。

弊社に依頼する部分と、既存の制作会社に部分的に依頼するなど、様々な方法で費用は抑えつつ、目標達成する動画制作に寄り添って行くことを目指しています。

まとめ

この記事では、「長尺」と呼ばれる5分間の動画制作費用について解説しました。

費用相場に応じてやれることが変わるので、まずは予算を決めてからその中でやれることを探し、動画制作するのも一つの手段でしょう。