WebサイトやYouTube、会社説明会など多種多様なシーンで利用できる採用動画は、今や採用活動の成果を高める必須ツールと言えます。そんな採用動画を作ろうにも、「どのような動画にするのが効果的なのかがわからない」という方は多いでしょう。
そこでこの記事では、2023年最新の採用動画トレンドをご紹介します。同時に、採用動画を制作する際に大切なポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【2023最新】採用動画の5つのトレンド
それではさっそく、2023年最新の採用動画トレンドを5つご紹介します。
ドキュメンタリー動画
ドキュメンタリー動画は、社員の1日の行動を追った採用動画です。大まかな仕事の流れと、部署ごとの細かい仕事内容を同時に紹介できるため、同じ職種での就職を希望しているターゲットに対して高い訴求力を発揮します。
また、1人の社員にフォーカスすることで「共感しやすい動画」を作れ、新卒・中途どちらにおいても入社後のキャリアパスを具体的にイメージさせられます。
インタラクティブ動画
インタラクティブ動画とは、動画内に視聴者が選択できる要素を取り入れて、ニーズに合わせて異なる動画を視聴できる仕組みを取り入れたものです。例えばベースとなる動画を視聴後、営業部・開発部・総務部などの選択肢を表示し、視聴者に観たい動画を選ばせます。
こうした仕組みによりストーリー性のある採用動画戦略を実行でき、採用情報の認知から情報収集、エントリーまでを全て動画で完結できるトレンドです。
コミュニティ動画
コミュニティ動画とは、ビジネスと直接関連のない社内コミュニティにフォーカスした採用動画です。企業では単に仕事をこなすだけでなく、さまざまなコミュニティの中で他者と関わり、趣味や成長の場にすることができます。
応募者の中にはそうしたコミュニティの質に期待している人も少なくないため、コミュニティ動画を使って仕事だけでなくプライベートの充実もアピールできます。
ドローン空撮動画
ドローンを利用すると表現の幅が広がるため、採用動画においても人気のトレンドです。例えば「ひき(離れた)」の映像から役者の横を抜けていくような表現を取り入れるだけで、動画に臨場感を持たせられます。
そのため、採用動画の中でもプロモーション目的で制作する動画向きのトレンドです。ドローン空撮は技術によって良し悪しがかなり変わるため、技術力の高い制作会社を選ぶのがポイントになります。
SNS用の縦型動画
最近ではSNSを使った採用活動も盛んであり、SNSに投稿するための縦型採用動画が人気です。InstagramやTikTokなど、写真や動画を主体としたSNSとの相性は抜群なため、積極的に検討しておきたい採用活動方法となります。
新卒採用なら10代・20代前半のユーザーが多いTikTokでの採用活動は今後、トレンドではなく当たり前になっていくと考えられます。
その他の採用動画
採用動画はトレンドが全てではありません。従来から使われてきた採用動画にも高い効果を期待できるので、合わせてご紹介します。
インタビュー動画
よくある採用動画といえば、インタビュー動画です。社員にインタビューする形で、仕事のやりがいやその会社の魅力などを紹介します。さまざまな社員のインタビュー動画を作ることで、応募者の幅広いニーズに対応できます。
また、インタビュー動画は撮影時間が短く、企画はシンプルなものが多いので採用動画の中でも低コストで作成できるケースが多いでしょう。
イメージPR動画
プロモーション目的で作るのが企業のイメージPR動画です。企業の理念やビジョンなどを表現豊かに表すので、会社説明会などで流すと応募に対するモチベーションをアップできます。
ただし、イメージPR動画は慎重に制作しないと誇張表現になり、採用ミスマッチを誘発する可能性があるので注意してください。
会社説明動画
会社説明動画とは、企業の事業内容や一般的な仕事内容などを紹介する動画です。少々かたいイメージのある動画ですが、企業情報を正確に伝えられます。
そのため、イメージPR動画と併用すると誇張表現を抑えて、応募者のモチベーションを適度に保つことができます。
採用説明動画
採用説明動画とは、採用の要綱などを紹介する動画です。採用要綱はパンフレット等でも案内できますが、動画はいつでも視聴できる点や、短時間にたくさんの情報量を詰められる点に強みがあります。
Webサイトの採用ページや特設サイトには、採用情報を案内するために欠かせない動画です。
採用動画制作で大切な5つのポイント
それでは最後に、採用動画制作で大切な5つのポイントをご紹介します。以下の5つのポイントを押さえて、成果の出やすい採用動画制作を目指しましょう。
応募者ターゲットを明確にする
「誰のための動画なのか?」を決めるのは、採用動画で成功する第一歩です。不特定多数のターゲットに向けた採用動画を作ることもできますが、ターゲットを明確に絞る方が訴求力は高まります。
そのため、理想とする人材像を設定した上で、その人材像をターゲットとして採用動画を作っていくのが基本です。
採用動画のゴールを設定する
制作する採用動画ごとにゴール(目標)を設定しましょう。「応募数前年比○%アップ」など具体的な目標を設定することで、採用動画の効果測定を行いやすくなります。
効果があったか否かが明確になると、要因分析を行なって次に制作する採用動画に活かせるので欠かせないポイントです。
会社の重要なカルチャーを整理する
動画の魅力はその圧倒的な情報量ですが、会社のカルチャーなどを反映できなければ意味がありません。
そのため、改めて会社にとって重要なカルチャーを整理してみてください。社員でブレストを行うのも良いですし、ビジネスゲームを実施するのも良いでしょう。
視聴に飽きない工夫を凝らす
同じような映像が続く採用動画は視聴者を飽きさせ、離脱を招きます。一方で、いくつかの工夫を凝らすだけで視聴者のテンションを保ち続けられます。
例えばアニメーションを取り入れたり、漫画形式で進行したり、さまざまな工夫が考えられるので制作会社と一緒になって視聴者を飽きさせない工夫を取り入れて観ましょう。
新入・中途社員にアンケートを行う
入社した新入社員や中途写真に対して、「応募の意思決定において採用動画はどれくらいの割合で関与したか?」などのアンケートを実施してみましょう。
採用動画に対する応募者の声を聞けるのは入社後しかないので、そのチャンスを逃してはいけません。入社から時間が経つほど応募時の記憶が曖昧になったり、美化されていくので入社直後のガイダンスなどでアンケートを実施するのが効果的です。
まとめ
いかがでしょうか?採用動画のトレンドを知ることで、今後の採用動画作りの参考になれば幸いです。
弊社カタチクリエイトでは、採用動画製作の企画構成段階からコミットし、成果の出る採用動画をクライアント様と一緒に目指していきます。TVクルー時代に培った映像技術もあるので、他の制作会社とは少し違った角度からのアプローチも可能です。
採用動画を作りたいという方は、カタチクリエイトに是非ご相談ください。『とりあえず』無料相談では、90分間無料でヒアリング・提案をさせていただきます。